かなざわ玉泉邸
かなざわ玉泉邸
かなざわ玉泉邸
かなざわ玉泉邸

「かなざわ玉泉邸」は、築200年を越す江戸時代末期の邸宅を現代的にアレンジした趣きあふれるガーデンレストラン。レストランの庭「玉泉園」は、加賀藩前田家と縁のある由緒正しき庭園である。そのシンボルに求められるのは、レストランのカタチではなく、それがまるで昔から存在していたかのような、時代に左右されないカタチでなければならないと考え、同園にある金沢市内でも数少ない水芭蕉の群生地であり、水芭蕉をモチーフにオリジナルの家紋を制作。ロゴタイプには宇野たまこ氏を起用した。

金沢ADC公開審査会2014  福島治審査員の講評
特別に個性的ではない。特別に新しくもない。しかし、そこが大切だと思います。「かなざわ玉泉邸」は、築二百年を越す江戸時代末期の邸宅を使った高級ガーデンレストランだそうです。こうした企業のロゴは、流行に左右されることなく、百年後にも使えるデザインでなければなりません。その視点から見ると、この仕事は実に見事で誠実なデザインだと評価できます。

Art direction & Design:斉藤慶
Calligraphy:宇野たまこ
Photographer:湯浅啓
HTML coding:よねだみむね
Creative directior:中野陽一
Advertising company:株式会社日本エージェンシー
Advertiser:かなざわ玉泉邸